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アレルゲン

2017年03月06日[2017年04月06日更新]

アレルギーを引き起こす抗原物質。アレルゲンが免疫応答を引き起こす能力をアレルゲン性もしくは抗原性とよぶ。アレルゲン性はタンパク質、糖質、脂質、低分子化学物質(ハプテン)等に認められるが、タンパク質及び糖タンパク質が主要なアレルゲンである。タンパク質のアレルゲン部位をエピトープとよび、そのアミノ酸配列の決定が行われている。アレルギー性気管支喘息ではハウスダスト(ダニが重要)が、花粉症ではスギ花粉が、食物アレルギーでは卵白、牛乳、ダイズ等が主要アレルゲンである。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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