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くる病

2017年03月26日[2017年04月06日更新]

主としてビタミンDの欠乏、代謝異常や不応症によって成長期に起こる骨の石灰化障害。骨端線の閉鎖以前の骨格の石灰化障害によって、骨の成長障害や骨・軟骨の変形を主症状とする。生後間もない乳児では頭蓋骨全体の軟化(頭蓋癆)が、年長の幼児では頭蓋骨の隆起、肋軟骨の肥大、脊柱の前彎症、後彎症、側彎症が、年長の小児や青年では歩行時の痛み、内反膝(O脚)や外反膝(X脚)が発現することがある。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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