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成長ホルモン

2017年03月26日[2017年04月06日更新]

下垂体前葉で産生・分泌されるホルモンの一種。ヒト成長ホルモン(hGH)は191個のアミノ酸より成るペプチドホルモンである。分泌は視床下部で産生される成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)により促進、ソマトスタチンにより抑制される。また、胃や視床下部、下垂体などで合成されるグレリンも強いGH分泌促進作用を有する。GHは、成長促進作用に加えて、タンパク質合成促進、脂肪分解、抗インスリン作用を有し、血糖を上昇させる。GHは標的細胞に直接作用するほか、GHにより、主に肝臓で産生されるインスリン様成長因子-1(IGF-1)を介して作用する。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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