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食事誘発[性]産熱

2017年03月27日[2017年04月06日更新]

食物を消化・吸収し、栄養素を転送、代謝、貯蔵する際、エネルギーを消費する。それによって代謝量が増加することをいう。食後の時間経過とともに減少する。食物の産熱効果(thermic effect of food, TEF)ともいう。特異動的作用(specific dynamic action, SDA)と同義であるが、この用語で産熱効果が最も高いタンパク質摂取のみが注目され、また強調されたことがある。糖質や脂質摂取によっても産熱効果が生じるので、食事誘発[性]産熱が、より一般的な用語として普及したようである。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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