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ビタミンK

2017年03月27日[2017年03月31日更新]

脂溶性ビタミンの一つ。メチル化されたナフトキノンとこれに結合する炭化水素の側鎖から成り、側鎖の構造に違いによりビタミンK1(フィロキノン)とビタミンK2(メナキノン)に分けられる。ビタミンK1の側鎖はフィチル基から成る単独の物質である。ビタミンK2には異なる数のイソプレン単位で構成されるプレニル基の側鎖から成る多くの同族体があり、メナキノン-n(n=イソプレン単位の数)と表記される。前者は植物性食品や植物油に含まれ、体内でビタミンK2であるメナキノン-4に変換される。多様なビタミンK2が微生物により合成され、発酵食品に多く含まれており、納豆にはメナキノン-7が多く含まれている。また、腸内細菌により合成されるビタミンK2も宿主に利用される。さらに、動物性食品も微生物由来のビタミンK2同族体やビタミンK1から体内で変換されたメナキノン-4を含んでいる。摂取されたビタミンKは、食事中の脂質とともに吸収され、主な蓄積部位である肝臓に取り込まれる。ビタミンKは、γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素として、血液凝固因子やオステオカルシンをはじめとするいくつかのタンパク質のグルタミン酸残基のγ-カルボキシル化による翻訳後修飾(活性化)に関与する。この作用以外に、核内転写因子であるステロイド・生体異物受容体(SXR)のリガンドとして機能し、骨形成能を高めるとされている。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、分子量のほぼ等しいビタミンK1とメナキノン-4についてはそれぞれの重量を、また、分子量が大きく異なるメナキノン-7はメナキノン-4量に換算して求めた重量の合計量をビタミンK量としている。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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