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副交感神経

2017年04月06日[2017年04月13日更新]

交感神経と並ぶ自律神経の一種で、その興奮は、血管拡張、血圧低下、消化液分泌促進などを引き起こす。末梢から中枢に至る求心性神経と、中枢から末梢に向かう遠心性神経がある。主な神経伝達物質はアセチルコリンである。下位の骨盤中枢は仙髄から骨盤神経節を経て、生殖器、膀胱、腎臓、大腸を支配している。上位中枢は、延髄、橋、中脳に不連続に位置する核で、迷走神経、舌咽神経、顔面神経等を経て、各種の内臓、耳下腺、舌下腺、眼球等を支配している。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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