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セロトニン

2017年07月07日[2017年07月07日更新]

5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)の構造をもつ生理活性アミン。アミノ酸のトリプトファンからトリプトファン5-モノオキシゲナーゼとL-アミノ酸デカルボキシラーゼの作用により合成され、中枢神経系においてセロトニン作動性ニューロンの神経伝達物質として作用する。動物体に広く分布し、腸粘膜のクロム親和性細胞に最も多く、その他血小板、視床下部、大脳辺縁系、松果体等に含まれる。腸の蠕動運動を促進し、血液凝固の際、血管の損傷部位に凝集した血小板より放出され毛細血管を収縮させて止血に関与する。受容体はイオンチャネル型、Gタンパク質共役型など14種が明らかになっている。松果体ホルモンのメラトニンはセロトニンを中間体として合成される。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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