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ビフィズス菌

2017年07月11日[2017年07月11日更新]

人の腸管内で菌叢(フローラ)を形成して常在している偏性嫌気性のグラム陽性桿菌。約30菌種が知られている。1900年頃、パスツール研究所のTisserによって健康な母乳栄養児の糞便から初めて分離されたが、実際、母乳栄養児の腸内に最優勢に存在する。ビフィズス菌の生理機能として代表的なものは整腸作用である。これは、本菌が産生する乳酸及び酢酸によって腸内が酸性になるため腸管の蠕動が亢進すること及び病原菌の感染や腐敗物を生成する菌の増殖を本菌が抑えること等による。発酵乳製品のスターターとして広く用いられている。

出典:栄養・食糧学用語辞典 第2版 - 日本栄養・食糧学会 編 | 建帛社

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