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やせすぎも太りすぎも日本の大問題!
「栄養の日・栄養週間2019」の統一テーマは、昨年に引き続き「栄養を楽しむー栄養障害の二重負荷の解決をめざすー」です。栄養障害の二重負荷とは、栄養の"とりすぎ"と"不足"の両方の問題のこと。 日本では、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなる肥満に限らず、やせている人が多いことも大きな問題になっています。やせていると、骨や筋肉の量が減って骨折のリスクも高まり、女性では月経や妊娠に影響を及ぼし、生まれてくる赤ちゃんにも影響があることがわかっています。 この二重負荷の解決に重要なキーワードが、エネルギーです。車がガソリンがないと走らないように、私たち人間も燃料となるエネルギーがなければ生きることができません。私たちは、食べ物からエネルギーをもらって、脳も手足も心臓も動かしています。そのエネルギーは多すぎても、少なすぎても、私たちのカラダに負担がかかってしまいます。 毎日の食事で適正な量のエネルギーをとるために、食べ物に含まれているエネルギーについて知ることも、カラダがよろこぶ一つです。
ちょっと気になるエネルギーの話 みんなが気になる"カロリー"って実は...
「これ、カロリー高そう!」とか、「カロリー低いからこっちの料理にしよう」とか。ふだん何気なく使っているカロリーという言葉ですが、実は使い方が間違っています! 本来はカロリーとはエネルギーの量を示す単位であって、グラム(g)やメートル(m)のように使います。食べ物のエネルギー量は、キロカロリー(kcal)で示します。 「このパンは、あのパンよりもエネルギーが多い」、「海藻サラダのエネルギーは○○kcalだから、ポテトサラダよりエネルギーが少ないね」というように使うのが正解です。
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