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栄養の知識

生活リズムの乱れは子どもに悪影響。食事から改善できること

生活リズムの乱れは子どもに悪影響。食事から改善できること

佐藤 陽子

監修
佐藤 陽子
健康食品や食品成分に関する正しい情報発信に尽力
  • テキスト
    ニュータス編集部

2017年03月26日[2018年04月11日更新]

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幼児期の食生活は、からだの成長はもちろん、心の成長にも関係してきます。家族や友だちなど誰かと一緒に食べることは、愛情や信頼関係をもたらし、社会性を養うことにつながるからです。では、子どもに健康的な食習慣を身につけてもらうためには、どんなことに気をつければよいのでしょうか。

「食事のリズム」を整えるために大事なことは?

子どもが朝なかなか起きられなかったり、ダラダラしたりしていませんか? 「早起きは三文の徳」と言いますが、1日を気持ちよくスタートするためにも、朝ちゃんと起きてごはんを食べることは大切。しっかり朝食をとることで、からだが目覚め、動きが活発になります。

人間の脳はブドウ糖をエネルギー源として使いますが、ブドウ糖は脳のなかに長時間貯めておくことができません。ですから朝食をとると、脳にブドウ糖が供給されて、1日の活動をスムーズにはじめることができるのです。

また、幼児期は一度にたくさんの量を食べることができません。朝食を抜いてしまうと、食事の回数が減りますので、1日に必要な栄養を十分にとることが難しくなってしまいます。

朝のぐずぐずは、生活習慣のリズムが乱れているというサイン。スッキリ目覚め、お腹が空いて朝おいしくごはんを食べるというリズムをつくるために、子どもの習慣を見直しましょう。

子どもの「就寝時間」に要注意

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たとえ毎朝早く起きていたとしても、子どもの夜更かしはおすすめできません。成長に必要なホルモンは睡眠中に多く分泌され、就寝時間が遅くなるほど、成長ホルモンの分泌量が少なくなると言われているからです。

幼児期は保育園や幼稚園に通っている子も多いでしょう。その通園に合わせて起床時間はおのずと決まってしまうため、就寝が遅いと睡眠時間の不足につながります。早く寝るために、夕食の時間も遅くなりすぎないようにしてください。夕食が遅すぎるために睡眠不足になり、朝起きられず、朝食が食べられない、という悪循環に陥らないように、3食の食事時間を毎日、規則正しく保つように心がけましょう。

規則正しい食事のリズムは、
「いただきます」からはじまる

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早く寝るリズムももちろん大切ですが、食事のときのあいさつの習慣にも気をつけてみてください。「いただきます」に「ごちそうさま」。パパやママの習慣は子どもも見ています。

食事のときのあいさつは、食材そのもの、そして食材をつくってくれた人に対しての感謝。昔からの美しい日本の伝統です。

毎日の食事のあいさつで、食事に感謝をすることの意味をしっかりと子どもに伝えていきましょう。気持ちよく食事ができるだけでなく、生活にメリハリが生まれて規則正しい食事のリズムができてくるはずですよ。

まとめ

子どもの成長にとって、「食べる」や「栄養をとる」だけでなく、生活のリズムや就寝時間もじつはとても大事なものです。大人の生活リズムに合わせて、子どもも遅くまで起きているなんてことはありませんか? 規則正しい生活リズムを子どものうちから身につけさせるためにも、パパ・ママは子どもの食事や睡眠のリズムを気にかけてあげましょう。

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