「年をとっても誰かのお世話になるのは嫌だな・・・」と思っている人は少なくないでしょう。 まずは運動機能と栄養状態をチェック!年配のご両親やご自分の運動機能と栄養状態について、以下の質問に答えてみましょう。 運動
栄養
運動の項目で3点以上だった人、栄養の項目で2点だった人は、要介護状態につながりやすい「サルコペニア」の心配があります。 サルコペニアとはサルコペニアは、加齢に伴って筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態をいいます。 脚の筋肉量が減ると、ひざの関節への負担が増え、その結果として運動不足になり、さらに筋肉量が減り・・・という悪循環になっていきます。 また、筋肉量が減ることで転びやすくなり、骨折をしてしまう危険性が高まります。骨折をすると、運動量がさらに減りますから、ますます筋肉量が減少することになります。 サルコペニアを予防するには?「運動」と「栄養」の2つを意識して生活改善に取り組むことで、サルコペニアの予防になります。 運動運動面では、日常の生活を活動的にしましょう。 普通のウォーキングよりも負荷をかけて歩く「インターバル速歩」は、無理なく脚の筋肉量を増やすことができます。 ゆっくり歩きを3分→早歩きを3分→ゆっくり歩きを3分→早歩きを3分・・・というように、ゆっくり歩きと早歩きを組み合わせます。 1日30分程度、週4日ほどできるといいですね。
栄養栄養面では、1日3食しっかり食べることが基本です。 骨折しにくい体をつくるには、これに加えてカルシウムとビタミンD、ビタミンKが大切です。 カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品から、ビタミンDは魚類やきのこ、ビタミンKは納豆や緑色野菜からとるのが効率的です。 まとめ今日からさっそくサルコペニア予防! 若いうちからサルコペニア予防の習慣をスタートさせても、早すぎるということはありません。 |