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栄養の知識

忙しくてもできる!妊活時の栄養バランスを整えるコツ

忙しくてもできる!妊活時の栄養バランスを整えるコツ

垣原 登志子

監修
垣原 登志子
縦じま(HT)と共に約半世紀。何事にもチャレンジするのがモットー。
  • テキスト
    ニュータス編集部

2018年07月17日[2019年01月07日更新]

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いつでも子どもを授かるために心の準備も体の準備も必要です。 私たちの体は、私たちが食べたものからできています。体の準備のためには食習慣がとても重要になります。

そこで今回は、忙しい現代女性でも気軽にとりいれられる、栄養バランスを整えるコツをご紹介します。

心の準備も体の準備も早め早めに

妊娠はまだ先のこと、その時に考えればいい、と思ってはいませんか?

仮に「30歳前後で妊娠を」と考えているとして、30年近く続けてきた食生活を急に変えるのはとても大変なことです。

たとえ、変えることができたとしても、体(の細胞)が変化するのには時間がかかります。

妊娠・出産に向けて過不足のない栄養状態を保つためには、妊娠のかなり前から備えをしておかなければなりません。

「妊娠が判明してから」食生活を変えるのでは、遅いかもしれません。
「まだまだ先のこと」と思わず、今日から、食生活を見直すことをおすすめします。

しかし、現代の妊娠適齢期の女性は公私ともに忙しいことが多く、食生活にそんなに手間ひまをかけてはいられないことでしょう。

毎食が無理なら「1日の中で調整」しましょう

毎食、主食・主菜・副菜をそろえ、いろいろな食品や食材をとり入れた食事が、まずは基本になります。
このことは、性別・年齢を問わずとても大切なのですが、毎日・毎食、これを欠かさず続けることはとてもむずかしいことです。

毎食と無理をしないで「1日の中で栄養成分の過不足が調整できればよし!」と考える柔軟性も必要です。

食事を1日単位で考えるコツ

  • 朝食:エネルギー源

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エネルギー源となる糖質をしっかりとることを中心に考えましょう。

例:トースト、お茶漬け、おむすび、グラノーラ、果物など

  • 昼食:野菜料理

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仕事をしていると、女性であっても、お昼は外食も多くなるはず。
ですが、外食では野菜が少なくなりがちです。

食べるメインが決まったら、ミニサラダや野菜の小鉢など、そこに野菜を少しでも加えることを意識しましょう。

  • 夕食:食べ過ぎに注意!

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学校や仕事が終わり、ホッとする食事です。

ついつい、あれもこれもとなりがちですが、1日で不足していた野菜や豆腐、魚、肉などを意識的に優先してとるようにしましょう。

調理法では、揚げ物が続くと、必要以上にエネルギーをとってしまうことになりますので、注意が必要です。

忙しくて調理する時間がないときは、無理をしないことも大切

妊娠・出産を控える身と考えると、子どものためにと普段よりも手作り料理をと無理をしがちです。

気持ちは十分に理解できますが、無理のしすぎは長続きしません。
惣菜や缶詰も上手に利用することで、栄養のバランスをよくすることができます。

緑の濃い野菜のおひたしや和え物、冷凍のほうれん草やブロッコリー、缶詰のサバやイワシ、サケなどで不足しがちな栄養素を補いましょう。

まとめ

運命の日がいつ来てもいいように、今から食習慣を変えておきましょう。

それは、気づかずに授かることもある赤ちゃんのためだけにではなく、あなた自身の健康と美容にもつながることなのです。

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