いつでも子どもを授かるために心の準備も体の準備も必要です。
私たちの体は、私たちが食べたものからできています。体の準備のためには食習慣がとても重要になります。
心の準備も体の準備も早め早めに妊娠はまだ先のこと、その時に考えればいい、と思ってはいませんか? 仮に「30歳前後で妊娠を」と考えているとして、30年近く続けてきた食生活を急に変えるのはとても大変なことです。 たとえ、変えることができたとしても、体(の細胞)が変化するのには時間がかかります。 妊娠・出産に向けて過不足のない栄養状態を保つためには、妊娠のかなり前から備えをしておかなければなりません。 「妊娠が判明してから」食生活を変えるのでは、遅いかもしれません。 しかし、現代の妊娠適齢期の女性は公私ともに忙しいことが多く、食生活にそんなに手間ひまをかけてはいられないことでしょう。 毎食が無理なら「1日の中で調整」しましょう毎食、主食・主菜・副菜をそろえ、いろいろな食品や食材をとり入れた食事が、まずは基本になります。 毎食と無理をしないで「1日の中で栄養成分の過不足が調整できればよし!」と考える柔軟性も必要です。 食事を1日単位で考えるコツ
エネルギー源となる糖質をしっかりとることを中心に考えましょう。 例:トースト、お茶漬け、おむすび、グラノーラ、果物など
仕事をしていると、女性であっても、お昼は外食も多くなるはず。 食べるメインが決まったら、ミニサラダや野菜の小鉢など、そこに野菜を少しでも加えることを意識しましょう。
学校や仕事が終わり、ホッとする食事です。 ついつい、あれもこれもとなりがちですが、1日で不足していた野菜や豆腐、魚、肉などを意識的に優先してとるようにしましょう。 調理法では、揚げ物が続くと、必要以上にエネルギーをとってしまうことになりますので、注意が必要です。 忙しくて調理する時間がないときは、無理をしないことも大切妊娠・出産を控える身と考えると、子どものためにと普段よりも手作り料理をと無理をしがちです。 気持ちは十分に理解できますが、無理のしすぎは長続きしません。 緑の濃い野菜のおひたしや和え物、冷凍のほうれん草やブロッコリー、缶詰のサバやイワシ、サケなどで不足しがちな栄養素を補いましょう。 まとめ運命の日がいつ来てもいいように、今から食習慣を変えておきましょう。 それは、気づかずに授かることもある赤ちゃんのためだけにではなく、あなた自身の健康と美容にもつながることなのです。 |