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エネルギーを効率よく吸収するための立役者、身近な果物で栄養素充足率がトップクラスのキウイ
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- ニュータス編集部
2019年07月01日[2019年08月08日更新]
キウイは、バナナやりんごなど身近な果物の中で、もっとも栄養素充足率スコアが高いということを知っていますか? たんぱく質と一緒にとることでエネルギーの吸収を高めてくれます。
栄養素を包括的に摂取できる食材ゼスプリ インターナショナル ジャパンの主な商品は、グリーンとサンゴールドの二つのキウイ。さわやかな甘さが人気のグリーンキウイは1個に食物繊維がバナナ約3本分、トロピカルな甘さが自慢のサンゴールドキウイは1個にビタミンCがレモン8個分以上(果汁換算)と、それぞれ異なった魅力があります。「ゼスプリでは昨年、日本での販売数が前年比プラス20%を記録しました。なかでもゼスプリ独自の品種のサンゴールドは、甘い果物を好む日本の消費者のみなさまに好評で、年々出荷量が増加しています」と栗田さん。 キウイは1個約60㎉と身近な果物の中で低エネルギーながら、もっとも栄養素充足率スコア(左ページ)が高いということはあまり知られていません。ビタミンやカリウムなどの栄養素を包括的に摂取することができる食材として重宝することもポイントです。 意外かもしれませんが、実はキウイはお肉との相性が非常によい食材です。キウイに含まれるアクチニジンは、特にグリーンに多く含まれていますが、たんぱく質を分解する酵素なので、お肉と一緒に漬け込むと、肉質をやわらかくする作用があります。たんぱく質がエネルギーとして体内で吸収されるには、ビタミンやカリウムが欠かせません。食事量が少ない人は、お肉とキウイをぜひ一緒に食べてみてください。エネルギーの吸収効率がアップします。
あらゆる栄養課題を抱える方にも果物は甘いため、食べると太るといったイメージがあるかもしれませんが、果物の甘さは砂糖に比べて甘みを強く感じる果糖によるもので、エネルギー量はほかの糖と変わらず、また血糖値の上昇も比較的穏やか。キウイはGI値(食後血糖値の上昇度を示す指標)がグリーン39、サンゴールド38と低いので、食事制限をしている方やメタボリックシンドローム対策にもおすすめできます。また、塩分の排出を促すために必要なカリウムを多く含むので、食生活が乱れている方や外食が多いという方にも、手軽にとりいれやすい果物といえるでしょう。甘くやわらかいので、咀嚼力の弱い小さなお子さんや食欲低下気味の高齢者の方も食べやすく、妊娠前・妊娠中の女性からは、おいしく食べられて葉酸もとれるという点が人気です。 このように、キウイは健康の側面から、年齢、性別を問わない身近な食品といえるでしょう。いつもの食事に加えるだけで、ビタミンやカリウム、食物繊維など不足しがちな栄養素の補充と同時に、エネルギー吸収の助けにもなります。半分に切ってすぐに食べられるので、日常にとりいれやすいという点も見逃せません。また、サラダやヨーグルトのトッピングにはもちろんのこと、肉や魚のソースとして使うのもおすすめ。夏場の熱中症対策には、キウイとひとつまみの塩でつくる「塩キウイ」も試してみてください。 ここがすごい!キウイフルーツ農園から店頭までを一貫して管理ニュージーランドで糖度や形状、残留農薬などの厳しい基準をクリアした高クオリティのものだけが日本へ出荷されます。輸送中から出荷直前まで細かく熟度管理をしているため、店頭に並ぶ時期が食べ頃に近い状態です。 栄養素充足率スコアとは栄養素充足率とは、ゼスプリインターナショナルが果物100g当たりに含まれる主要17栄養素が基準値に対してどのくらい含まれるかを表した数値。キウイはりんごやバナナなど、日本でよく食べられる果物と比較してスコアが高く、いろいろな栄養素がぎっしり詰まっています。 半分に切るだけ、皮むきも不要果物は皮をむいたり切ったりするのが大変という理由から、若年層の消費量が減少していますが、キウイは皮をむかず、半分にカットするだけ。スプーンで簡単に食べられるので、忙しい朝にもぴったりの果物です。 「キウイフルーツ」のカラダよろこぶ"プラス1"キウイフルーツを使った簡単簡単レシピを紹介します!相性のよい食材を組み合わせたサラダです。キウイの酸味とカッテージチーズのコクが味に深みを加えます。
材料(2人分) ・グリーンキウイフルーツ:1個 作り方 1.キウイフルーツは、皮をむき、縦に4等分、さらに斜めに2等分する。 (レシピ提供:新宿高野)
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